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認知症と精神障害について
この本の出版は昭和55年なので、現代とは違う環境下での執筆となっています。 最近は一気に読んで1~2日で読み終えてしまうので、内容を理解するとか言うレベルではなく、雰囲気に触れておしまいという按配です。 難しい事は分からないので、目で文字を追いながら頭は自分勝手に考えています。 だから読後感想は 本の意図する物とは全然かけ離れていたりします・・・・・・・ 現在日本では 介護保険が導入されて、介護が家族だけのものでなくなっています。 認知症の老人の問題が特に良く取り上げられています。 私の素人考えでの認知症は 脳が萎縮するとか、血管に問題がおきるとかで機能が衰えてくる以外に、 生活習慣病やその他で、常時飲み続けるお薬の副作用的なものが多いのではないかしら? 対象の病気には効果があっても、ぼんやりするとか、注意力がなくなるとか、食欲や睡眠やお通じに影響が出たりして、身体も頭もしんどくなってくるんではないかな? また病気のために意欲がなくなったり、行動できなくなったり・・・・ ↑ ごめんなさい。想像です。 でもこの本を読んで、もうひとつ、 環境の変化や家族との関係から、ウツなどの心理的なあるいは精神的な病気になって、それを<ボケてきた>と片付けられているのではないかしら?と思い始めました。 老人になると、目が見えにくくなっても、耳が聞こえにくくなっても、愚痴っぽくなっても、歳だからとそれほど心配もせず、真剣にその症状の解消に向かって取り組む力が少ないように思います。 家族も<仕方ないね>で終わってしまいがちです。 それで、手術をすれば見えるかもしれないのに・・・・ 補聴器をつければもっと良く聞こえるかもしれないのに・・・・ 医者に相談もせず、不自由に暮らしていることがあります。 心の問題が、身体に影響して、<ボケ症状>を作っているかもしれない? 落胆や寂しさ、悔しさや不安は 老人にとってはけ口の無いもので抱え込んで圧倒されてしまう事になるのでは? それが 精神障害への引き金になっているのではないかしら・・・? 老人だから仕方が無い<ボケ>ではなくて、若くてもかかることのある<心の病気>かもしれない! それなら的確な治療で改善されるのではないかしら・・・・・? たぶん早期発見と早期治療が必要だろうとは思うけれど、老年期に発症した精神障害は治癒される可能性が高いのではないかしら?
by szksik
| 2006-08-21 21:57
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